新たな年を迎え、当社団では1月25日に新年交礼会と新春セミナーを開催しました。新春セミナーの講師には広島県情報戦略監の桑原義幸氏をお招きし、働き方改革、自然災害への対応、イノベーション立県等につき1時間半にわたり講演をいただきました。
 広島県は他自治体の「ベストプラクティス」を目指すとの立場から、働き方改革では国よりも早い取り組みを行い、ITを駆使したペーパレス化やテレワークによる”新しい行政マン”の追求、また自然災害の対応では、西日本豪雨災害から学んだ情報共有化の在り方(BYOD/端末自由化/仮想化環境/クラウドストレージ等)と構築について、そしてイノベーション立県ではAIやIoTといったデジタル技術を活用して、新たなビジネスを生み出す構想”サンドボックス”に、3年間で最大10億円の投資を行う地方発のイノベーション実証の取組みが紹介されました。
 全国自治体の中でも広島県の取組みは先駆的かつ挑戦的であり、北海道や札幌においても学び見倣う点が多いと実感した次第です

イノベーションラボ新春セミナー (003)